ケータイ小説と「小説」の体裁の話
今時は携帯小説と言ってもスマホ層がほとんどなので、スマホ小説というべきなのか。
私は活字がとても好きですが、所謂ケータイ小説が非常に苦手です。
もう体裁が整ってないって時点でアレルギーが止まらなくて…。
(こういったブログやSNSなどでは気にならないんですが…)
という愚痴だから省略しとくわ!腐女子の文字書きでこんなこと考えてるやつもいるってよ!という話。
決して存在を否定するものではなく、私がとにかく苦手だよって言いたいだけ。
体裁とは何かというと、教科書や普通の本だと一行おきに改行はしないですよね。
あと文頭が全角スペースで下げてある。
まあ細々とした作法はさておき。
1ページ数百字以下で終わってしまうのは、ガラケーならまだしもスマホはいっそ面倒だな、と…。
とある小説投稿サイト(モバイル向け、女性向け)でBLコンテストがあると聞いて見に行った結果、何というか絶望してしまったんですよ。
作法や体裁を気にしたうえで、面白い作品を書こうと一生懸命になっていることが馬鹿々々しくなってしまって。
だってこっちの方がたくさんの人が見てくれるし、コメント(感想)ももらえるし、やり方次第ではお金までもらえてしまう訳でしょ?
私の最低基準である、まあ作文だと思ってくれて大丈夫なんですけど、学校で習う体裁(+商業小説の作法)をクリアする小説がそもそもない。
それどころか投稿はどうするのだ?と思ったら、1ページに最大で1000文字しか打ち込めないんですよ…信じられるか…無理……。
まーそんなの好みの問題だし、改行いっぱいあった方が見やすいよ!!って人もたくさんいると思うんです。
ただね。私ってなんなんだろう。
プロット練って、起承転結考えて、何万、十何万字と書いて。
とてもむなしくなってしまったよ。
夏コミの新刊で、オフ撤退というのもあってやる気を出すために見に行ったはずがテンションがた落ちで、どうしたものか。
悲しい。