今年ももうすぐ終わるね
年の瀬も迫ってきた。
間もなく2017年も終わる。
今年も色々なことがあった。
良いことは結婚式を挙げたことや、新婚旅行に行ったこと、日常を比較的安穏と生きられていること。
悲しかったことは、図らずもたくさんの死に直面してしまったことだ。
いいことも悪いことも、どちらもたくさんあったし、書く以外にもたくさんのことがあったのだけれど、ここ数週間ほどで複数の「死」を体験してしまい、めちゃくちゃしんどい。
ブンブンサテライツの川島さんが死んだ。
LINKIN PARKのチェスターが死んだ。
SHINeeのジョンヒョンが死んだ。
祖母が死んだ。
私の中に芽吹いた小さな命も消えてしまった。
重なる時はあると聞くが、本当にこの1年で重なりすぎて、年末にきて押しつぶされそうな思いだ。
大事な人の死というのは、芸能人と近親者ではまるで感じ方が違う。感じ方は違えども、悲しいものは悲しい。平等に、並列に語ることはできない。それでもやはり、悲しいのだ。
特に「アイドル」というカテゴリの中で、気持ちを注いできた人の死というのはかなり辛いものがあった。
奇しくも私の中の命が消えてすぐに、ジョンヒョンも死んでしまった。
悲しみに沈んでいたところへ、更なる追い打ちであった。
まだ簡単に「もう大丈夫だよ」と言うことは出来ない。
あの人も、あの人も、あの人も、あの人も、あの子も死んでしまった。
いつまでも悲しんでいても、誰も戻ってこない。何を悔やんでも仕方ない。
分かってはいるけれど、そんな簡単に乗り越えられるものでもない。
今は悲しんでいていいと思う。悲しむことは悪いことではない。悲しいという感情を吐き出しきってしまわないと、永遠にその気持ちは心の澱になってしまうと思うから。
誰が死んでも、世界は回る。
誰が死のうと、生きねばならない。歩を進めねばならない。時間が止まることはない。
それが現実だ。
少し蹲って、立ち止まって。そこからまたゆっくり歩きたい。
前を向かねば。
少しずつ、少しずつ。